1月にタンザニアを訪問した際に同行してくれたKさんが書いてくれた、一緒に活動した感想。
前回から時間が空いてしまい、お待たせしました!
前回は前半の初めてタンザニアを訪問した感想を紹介させていただきましたが、今回は後編として活動現場での感想を紹介させていただきます。
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実際、村での活動に同行させてもらい、小・中学校をまわって学費の納入と面接、さらに家庭訪問を行い、支援中の子や、新たに支援の必要な子供たちの有無を確認する作業をしました。もちろん飯山さんの流暢なスワヒリ語で。
支援が必要な背景には、病気や(エイズを含む感染症)、経済的理由、母親が再婚した場合、連れ子が差別されるなど、本当にそれぞれ複雑な環境に置かれながら生活していることを知りました。
ある中学生の子は、独りで暮らしていて畑ではとうもろこしを作って自給し、さらに学校にも行っていると聞いたとき、言葉が出ませんでした。日本ではなかなか考えられない状況です。
私は、家庭訪問で、ある男の子に日本から持参した鉛筆を渡せたことが素直に嬉しく感じました。その子は、足を少し引きずった歩き方をしており、更に右膝が体の割に大きく、少し腫れているようにも見えました。
医療環境の未整備で治るはずの病気で命を落としたり、経済的理由で病院に行けなかったりすることを知り、医療支援も教育と同じくらい必要だと感じました。
村では、生活に不必要なものは本当に少ないと感じました。
タンザニアの夜は漆黒で、食事のときすらヘッドライトが欠かせなかったくらいです。
今回は、本当に貴重な体験をさせて頂きました。泊めてくださった現地の家族の方をはじめ、同行させてくれた飯山さん、本当にありがとうございました。
日本にいて、メディアから得る情報の不確かさと、自分の目で見て実際に肌で感じる大切さを体験できました。
帰国した今、物質的な豊かさでは日本っていいなぁと実感していますが、ガス・水道・電気の無いタンザニアのほうが、生きている実感がありました。
光が一つもない中で見る、星空は、とっても美しかったことを思い出します。
人生で、なかなかできない貴重な体験をさせてもらい、タンザニア訪問で出会ったすべての方に感謝します。
もっとスワヒリ語を勉強して、機会があればまた行かせてもらいたいなと思っています。
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